2017年 海外出張記録
2017 ミユンヘン ショー
    世界中から集まったビール好きで賑う 「オクトーバ・フェスタ」 が終わったらミュンヘンショーが始まります、今年は予算
   圧縮のため日本から欧州行路線では最安値との呼声が高いロシアの航空会社 「アエロフロート」 を使う事にしました。
   事前のチェックでは、機内食が酷い、アルコール飲料は無い、日本語版の映画が無いなどの書き込みが目立ち不安ばか
   りでしたが、豈図らんや 日本語版映画以外は全くの杞憂に終わり、とても快適な旅の始まりとなりました。
    成田空港を離陸し約9時間20分でロシアの首都モスクワ近郊にあるモスクワ国際空港に到着です。やはり相当な寒さ
   です。ここよりウィーン行きのアエロフロート機に乗り換え3時間で最初の目的地ウィーン国際空港に到着しました。ちょう
   ど成田を発ってから16時間程です。
    ウィーンは観光も目的の一つですが、本当の目的はウィーン自然史博物館の見学にあります。このオーストリアで最も
   大きな博物館の一つである自然史博物館は、約3,000万点もの収蔵品を誇る世界でも主要な博物館の一つとされていて、
   特に地学に関する展示内容は充実していることで知られています。

機内食は言われている程酷くありません、むしろ美味しかったですよ!

日没間近かのモスクワ(シェレメーチエヴォ)国際空港


ウィーン自然史博物館 正面入り口

正面玄関より入場しすぐに目に入る素晴らしい天井

二階に上がる階段の上も圧巻

   この博物館の歴史は、フランツ1世(フランツ・シュテファン)が1748年にフィレンツェのジャン・ドゥ・バイユウから購入したコ
   レクションが起源で
長く皇室で保管されていましたが、フランツ・ヨーゼフ1世がウィーンに移し1876年に帝国自然史博物
   館を設立し1889年に公開した物です。

正面入り口を入ってすぐ右手のこの扉の奥から鉱物の展示が始まります

先ずは岩石標本の展示で、この建物に使われている石材が分かり易く集められたものが中央の部分です。

そしてすぐに鉱物標本の展示となり、系統分類順に整然と陳列されています。

余りの量に時間が掛かるので、主に日本産の鉱物標本を探してみると・・・・・

秋田県揚ノ沢鉱山産の輝蒼鉛鉱

下段左側と中段右側が愛媛県市ノ川鉱山の輝安鉱で、単結晶の物は長さ40cm強も有ります。

炭酸塩鉱物のエリアには石川県倉谷鉱山(左側)と北海道八雲鉱山(恐らく!)の美しい菱マンガン鉱が


コランダムのコーナーでは
滋賀県田上山の川流れトパーズが ”コランダム” として展示してある明らかな間違いも見られます

定番の山梨県乙女鉱山の日本式双晶

長野県武石村の緑簾石(焼餅石)

大分県尾平鉱山の灰鉄輝石

岐阜県苗木産と滋賀県田上山産の正長石(共にバベノ式双晶)

参考のために こちらは、ご本家イタリア・バベノ産のバベノ式双晶

東京都三宅島産の灰長石 これはチョットしょぼい!

日本産の最後は神奈川県湯河原不動の滝産 湯河原沸石です

何と117Kgもあるブラジル産トパーズの結晶

自然金や自然白金の巨大標本

ダイアモンドの展示コーナーには
82.5 カラットに及ぶイエローダイアの八面体結晶に度肝を抜かれます

鉱物展示を抜けると隕石コーナー、化石展示と続きます。




 



これで1階部分は終了、この階段を使って2階の動物展示へ。



ミュージアム ショップ (お土産売り場)
最後に半地下部分にあるミュージアムショップをチェックして自然史博物館見学を終えました   あーしんど!

午後からは棒の様になった脚を引きずり、娘の要望に従いシュテファン大聖堂へ。
生憎の雨模様のため観光客用の馬車を曳くお馬さんも寒そうでした

     オーストリア公ルドルフ4世の命によって建造されたこのゴシック様式の大聖堂は、1359年に65年がかりで完成。 107メー
    トルの高さを誇り、教会の塔としてはウルム大聖堂(161m)、ケルン大聖堂(157m)に次いで世界で3番目の高さが有るそう
    です。


  一日歩き続けて本日は終了、ホテル近くの怪しげな日本式レストランで私は白ワイン、娘はカルピスソーダを頂き忙しくウィー
   ン観光を終えました。明日は列車でミュンヘンに向かいます。

いよいよ ミュンヘン へ
最近新しく出来たEU長距離列車用の出発駅 (HAUPTBAHNHOF駅) よりドイツ・ミュンヘン中央駅に向けて12時22分に出発です。

出発して間もなく畑ばかりの風景に

列車は普通席でもとても綺麗です、一等や特等席など必要ありません。

途中、リンツやザルツブルグなどに停まり約4時間でミュンヘン中央駅に到着しました。
ミュンヘン中央駅に到着した列車たまには列車の旅も良い物ですね。

ミュンヘンショー会場での販売品のセッティング

スペイン語の堪能な大江さんがスペイン人夫婦に標本の説明をしているところ

今回は販売テーブル一台を京都の大江理工社さん、香川のエム・ストーンさんらとシェアして売り・買いの両方です

ショー会場を飾る見事な展示標本たち
今回の展示標本の中で秀逸の一点です、藍銅鉱と孔雀石から成る 中国産 「足の裏」

いつもの様に晩はホテルでの部屋飲み。近くのスーパーで買った寿司ですが、なかなか食べられますぞ!

10日間に及ぶミュンヘン行も今日でおしまい、また来年来るからね!

最終日を終え皆さんとはここでお別れ、明日のモスクワ行の便に遅れないよう早目に一人ホテルの部屋で飲んで寝ました。

翌日は生憎の天候のミュンヘン国際空港、これからモスクワまで約3時間です。

 離陸してしまえば雨は関係なし、しばし雲海を眺めながらのフライトです。出発時の悪天候の影響で遅れが出たためモスク
 ワでの成田行きの便への乗り継ぎはバタバタしましたが、10月31日夕刻無事帰国しました。

 さて、身体は無事着きましたが、預けた荷物がモスクワでの積み替えが間に合わなかったようで成田で受け取る事が出来
 ません。アエロフロートの職員が申し訳なさそうに 「明日の便で到着しましたらすぐにお宅まで配送します」 ですって、安い
 チケットにはやはりオマケが付いていました。

 もう一つ、感心した事はアエロフロートの操縦が凄く上手な事と、無事着陸した時にロシア人たちが皆拍手する光景が印象
 的でしたが、昔は日本人も拍手していた記憶が有ります。あの頃の空の旅の方が良かった感じが致します。

2017 デンバー ショー
 アメリカではツーソンショーに次ぐ開催規模のデンバーショーに行って参りました。コロラド州デンバーまでは成田空港からユナ
 イテッド航空の直行便で往路は9時間40分ほど、復路は逆向きのジェット気流に逆らう格好で11時間30分程の空の旅とな
 ります。
 この時期のデンバーはまだ日差しも強く夏の様な暑さでしたが、街自体がマイルハイと言われるように海抜1600メートルほど
 あるので湿度も低く、日陰に入るとむしろ快適な位です。
 ショーの中心は9月半ばに開催されるメインショーと言う事になるのでしょうが、これはお祭り的な要素が大きく私達の様な買付
 仕入れではどうしても先行して開催されている各サテライトのショーを廻る必要が有ります。昨年までサテライトショーで一番の
 人気であったマーティン・ディンがオーガナイズするColorad Mineral&Fossil Showが、ラマダホテルから新しい会場へと移動し
 たため、馴染みの業者を探し当てるのに大変苦労させられました。
 そんなこんなで5日間の買付けを終え、9月12日に無事帰国いたしました。

デンバーに向かうユナイテッド航空の機内にて

まだ準備中の会場 (コロシアム) の場外テント

  モロッコの鉱物や化石を並べるお店は沢山ありますが、このテントでは素晴らしい藍銅鉱 (アズライト) の結晶を見つけられまし
  たのでその全てを仕入れました。

コンゴ産の鮮やかな色合いの珪孔雀石

コロシアム会場内も未だ準備半ばです、ここに出展しているドイツ人の友人 Gunnar もまだ荷物を開けたばかりでした。

コロシアム会場の入り口の一つでは可愛いスムージー屋さんが

コロシアムの向かい側にある会場は場外テントに面白い物が有りそうです

コロラドのアマゾナイト専門店、巨大な黒水晶とお見事なマトリックスですが値段も巨額!

コロラドの青空、小腹がすいたので会場近くの SUBWAY でターキーサンドを!

別会場のクオリティーインでブラジル・バイヤ州産のデュモルチ石入り水晶をチョイス



コロンビア産のまるで華道の剣山の様な見事な水晶、でも驚くような値段で大型の物は手が出ません。

新しく移った会場 CROWNE PLAZA HOTEL

毎回お世話になるエチオピアオパールを扱う女性ディーラー

今回の宿はキッチンも充実しており価格もリーズナブルで助かりました

折角立派なキッチンが付いていても夕食はいつもの缶詰とカップ麺、見かねた光宗さん達が夕ご飯を作ってくれました。

どこのシェフでしょう!

高杉さんの作る生ハムのサラダは最高~

 
デンバーで食する生ガキもなかなかです(右手前)

みんなで食べると美味しいね!

   帰路、デンバー空港を飛び立って1時間程したところで機内の窓から見下ろせば、白煙がモクモク。どこの火山だろう、
   イエローストーン国立公園かな?

2017 サンマリー ショー
 毎年6月下旬に開催されるフランスのサン・マリー ショーは、ミュンヘンショーと並んでヨーロッパの人気ミネラルショーです
今年も6月20日から約一週間の日程で香川県のエムストーンさんと行って参りました。
私達はドイツのフランクフルト空港で待ち合わせをし、レンタカーを駆ってアウトバーンを南にひた走りフランスに入った直ぐの
所にある古い街ストラスブールに宿をとります。そこからショー会場までは毎日

今年はこのベンツでアウトバーンをカッ飛ばし!

会場周辺の街並み


お花いっぱいの美しい街です

天候に恵まれたのはラッキーでしたが、かなり暑い!

会場では暑さ対策のミストに人が群がっています


あまりに暑いので石段にへたり込んでいる人も

顔見知りの中国人ディーラーのオバサンとモロッコの鉱物をセールスするお兄さん

今回は日本の鉱物を並べて販売しましたが、やはり逸見石や桜石などが高い人気でした。


日本の鉱物を見に来たローデシアン・リッチバック (超カッコイ~!)

ローデシアン・リッチバックとのミックス犬 家のロッキー♂ 「なんか文句あっか!」

スペイン産の放射針状アラレ石を選んでいます、イッパイ仕入れょ!

4月に東京でお会いしたばかりのドイツ人コレクター Dr.Liebe さんと再会

今年のテーマ展示は 「火山に見られる鉱物」 でしたそこにはこんな物も!

中段中央右側
キンバリー鉱山産の母岩付イエローダイアモンド (ジェムクオリティーです)

ショーでの仕事を終えてストラスブールに戻り飲む一杯が堪りません!


2017 HUNAN MINERAL & GEM SHOW

   中国国内での最大のミネラルショーに行って参りました。このショーはもともと湖南省長沙市で開催されていましたが、3年前
  より長沙市の南約300Kmに位置する同じ湖南省の郴州市(Chenzhou)での開催となったものです。生憎長沙と違って郴州に
  は空港が無いため、羽田より広州に飛び広州南駅から中国版新幹線を使って約1時間30分で郴州西駅に到着、そこよりタク
  シーで25分程でショー会場である Hunan International Exhibition Center に到着できました。

  ショー初日は、いったい何処から集まって来るのか大勢の来場者でごった返します。しかしその人々をよく観察して見ると、鉱
  物標本やジュエリーを買うわけでは無くただの物見遊山の様です、私達の様に眼をギラつかせて鉱物標本を漁っている人は
  あまり見掛けませんでした。


広州南駅 ここから中国版新幹線で1時間半ほどで郴州です。
停車駅が少ないのでかなりの高速運転です、この日の最高速度は時速304キロでした

一等車ではお土産が配られます

会場入り口

入場する長い列が車道まで溢れています

正面入口前の広場

会場入口前には厳重な警備が

この郴州市もどんどん開発されていて2年前と比べても建物が増えていました。
2015年の様子 (ホテルから会場-中央の白い建物-方向を望む)
今回の様子 (ホテルから会場方向を望む)

展示場内風景

美国(アメリカ)の標本展示は人気で沢山の見学者が

今年のテーマは「蛍石」、中国でもこの湖南省には美しい蛍石の産地が沢山あります。

強烈な照明の下、巨大な蛍石の結晶が来場者を驚かせていました。

大きくて見事な展示標本の横には美人のモデルさんが立っていて、オヤジ達を喜ばせていました。

    湖南省やその西隣の貴州省は水銀の大産地で、辰砂の素晴らしい結晶が見られることで知られています。その中には
   とても稀ですが水晶の中に辰砂の結晶が包有されている物が有り、コレクター垂涎の的となっていますが、価格も天文
   学的になる場合が有ります。
   今回見せて頂いた物は「超」が付くほどの高級標本で、とても手が出ません。写真だけで諦める事に致しました。
左右が10センチ以上に及ぶ両頭水晶に沢山に辰砂が包有されている桁違いの標本です
価格は何と200万元(邦貨で約33,000,000円)だそうです、きっと売りたくないのでしょうね!

2017 パリ ショー

 昨年のミュンヘンショーの時に外国人ディーラーから誘われていたので、3月半ばからフランスのパリ市内で開催されるショー
 に行って参りました。今回は出展が主で買付は従のパターンです、会場は市内でもセーヌ川の南側に位置するマリオットホテ
 ルの催事スペースで、会場の広さもさほどではなく日本国内で言えば名古屋ショーと同じくらいの規模でした。

 羽田空港から直行便で12時間少々でパリ・シャルルドゴール空港に到着、タクシーで約1時間でパリ市内まで到着です。投宿
 するホテルにチェックインしてから歩いて10分ほどの所にあるノートルダム寺院にぶらりと寄ってみましたが、ライトアップされた
 眺めもなかなかの物でした。
セーヌ川越しに夜のノートルダム大聖堂を望む

ショーが開催されるマリオットホテルの入り口



京都の桜石とレインボーガーネットなどが人気でした。

ショーの中身は宝石類 50%、鉱物標本 40%、化石類等 10%と言った感じです。

午後7時にショーが終わるとその足で急ぎパリ観光です。夜はまだまだ寒いのですがあちらこちらと観光名所巡り、これが結構くたびれます。
これ何に見えます? カット石のルースではありません、エッフェル塔を真下から見上げた絵です。

夜のエッフェル塔はすごく幻想的でした

今夜はパリ名物の冬牡蠣と白ワインで!

3日目の夜間観光はルーブル美術館から、残念ながら開館時間は過ぎてしまっているので建物だけを見学。


人気のラーメン店で手早く夕食を済ませエトワール凱旋門へ
ちょっと危険ですがシャンゼリゼ通りの真ん中に立って記念撮影

アンモナイトの切断面みたいですが凱旋門展望台へ昇る螺旋階段です、運動不足が祟って登りきるのに苦労しました。

帰国のフライトまでは再びノートルダム寺院へ、初日に見た夜景とはずいぶんと趣が異なります。

荘厳な雰囲気のもとミサが行われていました。

展望台からは左手にセーヌ川、奥にエッフェル塔が望めます。

展望台のさらに上に巨大なはノートルダムの鐘が

セーヌ川の畔で腹ごしらえ、フランスのパリでイタリアン?


2017 ツーソン ショー

今年も世界最大のミネラルショー「ツーソン・ショー」に行って参りました。今回は例年より少し早めにツーソン入りし、早目
 の買付を実行いたしました。到着後3日間はお天気は良いものの強烈な寒さで、例年の服装ではとても耐えられそうもあ
りませんでしたので、厚手のジャンパーや襟巻・毛糸の手袋などを買う羽目になりました。過去にも一度、あさ水道が凍
 るほどの寒波に襲われたことが有りましたが、今回の寒さはそれを上回りました。勿論ホテルのプールで泳いでいる人な
 ど皆無です。 週末の土曜日あたりからはいつもの暖かいツーソンに戻りホッと致しましたが、勝負の前半戦の買い付け
 は正に寒さとの戦いでした。外のテントで販売している人達で、中でもアフリカ諸国などの方達の震え方が印象的でした。

 1週間足らずで今回の買付を終え、最後の2日間は有名なパワースポットと言われている「セドナ」と「グランドキャニオン」
  に遊びに行く事が出来ました。初めて見るセドナの雄大さに感激し、また30年振りに訪れたグランドキャニオンの変わらぬ
  絶景に満足し今回のツーソンを終えました。行程の全てを運転して頂いたエム・ストーンの光宗社長に御礼申し上げます。
成田空港から8時間ちょっとでサンフランシスコ国際空港に到着の予定です、今年は娘も同行しました。

ツーソン到着後馴染みの中華レストランで遅目の夕食、中華はどこで食べてもおいしいですね。

翌朝から早速テントを見て廻りますが おー寒!

週末からやっと本来の気候に戻ってきました、やっぱりアリゾナはこの青空でなければ!



買付で忙しいお昼は待たずに食べられるハンバーク安くて美味しいよ!



仕事を終えた晩は豪華にすしバーです、このお店のオーナーは大阪出身の若いご夫婦でお味もバッチリ。

今年もマックネイルさんご夫妻には大変お世話になりました



街外れにある美味しいステーキハウスにキーズミネラルさん達と行って来ました、私は胃にもたれそうなのでお肉はパス!。

帰国前の2日間はセドナとグランドキャニオンでリラックス
セドナへの入り口ではいポーズ





見事なまでに赤い色をした堆積層です

足を伸ばしてグランドキャニオンへ

地平線が丸く見えるグランドキャニオンの雄大な眺め

グランドキャニオンへは30年振りに来ましたが、当時と全く変わっていません!感激でした。

2016年 海外出張記録
2016 ミュンヘン ショー
2016年10月
世界三大ミネラルショーの一つに数えられているミュンヘンショーに行って参りました。ミュンヘンはドイツ南部に位置し、
ドイツ連邦州であるバイエルン州最大の都市で州都です。市中心部にはマリエン広場があり、新旧市庁舎が聳える人
気スポットです。また、すぐ近くには世界で最も有名なビアホールとして知られる 「ホーフブロイ ハウス」 もあり、私達も
その店でビールを味わって参りました。

ショー会場は市の中心部より東側の外れにあるメッセ会場の一部で、ミュンヘン中央駅から地下鉄2号線で約25分ほ
どの終点「Messestadt Ost」 駅から徒歩3分と言うアクセス抜群の場所です。

羽田空港から約12時間でミュンヘン国際空港に到着、小雨で寒い夕刻でした。


市内のほぼ中心に位置する人気のマリエン広場


世界で最も有名なビアホールとして知られる 「ホーフブロイ ハウス」


ビールはさすがに本場で美味しいのですが、ジョッキがデカくて重い!


つまみは定番のソーセージで


生演奏がとても良い雰囲気です


会場へ向かう歩道はすでに冬の景色です


会場内のメイン通路脇にはハイグレードな鉱物が綺麗に展示されていますが、とても手が出る金額ではありません。


やはりヨーロッパアルプスの鉱物が人気です、氷の様な水晶

アルプスの鉱物といえば何と言ってもこれ! 水晶に乗るピンクフローライト

2016 デンバー ショー
2016年9月
9月8日からアメリカ・コロラド州デンバーで開催されたミネラルショーに買付けに行って参りました。
デンバーショーは何と8年振りですので、すっかり「浦島太郎」状態です。今回もエム・ストーンの
光宗社長に付いて回る金魚の糞です。

         成田空港から直行便で9時間52分でデンバー国際空港に到着です。デンバーは「マイル・シティー」と呼ばれているように
         海抜約 1,600メートル程の標高ですが、今回は殆ど晴天でかなり暑かったため日本の真夏に逆戻りした感じでした。


各会場間の移動はレンタカーを使いました、今回の車はトヨタ・カローラで運転がし易かった様です。


今から8年前の2008年 デンバーにて、パキスタンの仲間達と 左端が自分


今年のデンバー ショー会場の一つ ラマダホテルにて、8年前と比べると少し白髪が増えたかな?


今回の宿 クオリティーイン、ここもショー会場です。




別会場の 「コロシアム」、 ここにはドイツ人の友人 Gunnar が出展していました

2016 サン マリーショー
2016年6月
         6月22日から僅か5日間でしたが、今年もフランス・サンマリー ショーに行って参りました。今回は毎年一緒に参加してい
         るエムストーンの光宗社長と、新たに横浜で店舗を構える「小さな星雲」の住野さんが加わり、トンボ帰りの旅程ながら楽し
         いフランス出張となりました。

         三人其々別ルートにてドイツ・フランクフルト国際空港で落ち合い、そこからレンタカーを駆ってドイツとフランスの国境の町
         ストラスブールのヒルトンホテルに到着したのは午後9時前でした。未だ辺りは明るくて日本の午後6時頃の感じです。早
         速行きつけのスーパーマーケットでワインと多少のおつまみをゲットして、ホテルの部屋で無事到着出来た事に乾杯!

2日目の朝ホテルを自動車で出発、アウトバーンをスッ飛ばして1時間20分程でサンマリー村のショー会場に到着です。
         毎年お世話になる段ボール工場の臨時駐車場に車を預けていざショー会場へ。

ドイツのアウトバーンは慣れないと怖いです、時速160kmも出していてもあっと言う間に横を抜かされて行きます。


ショー期間中は臨時駐車場となる段ボール工場の看板犬ですが、昨年見たときにはもうそろそろ寿命かな?と思ったのですが
      何の何の今年も元気でお迎えしてくれました。



今年は好天に恵まれ真夏の様な感じでした

物凄く暑いので仕入れをしながら何回ビールを立ち飲みしたか分かりません。


忙しい買付けの合間に、お昼は屋台の薄生地でパリッと焼けたピザを冷たい生ビールと共に。




会場建屋の中はまるでサウナ風呂の様です

        初日は頑張って買い付けをして予定通りの仕入れが出来たので、ストラスブールに戻ってから街を流れるセーヌ川の支流に
        当たるイル川の畔に佇むレストランでちょっと豪華な夕食です。ここの白ワインが格別に美味しいので調子に乗って2本空け
        てしまいましたが、最後に勘定書きを見て・・・・?!
 マァたまの贅沢です。

「BOECKEL」は、アルザス地方では超有名なワインで、きりっとした切れ味の白ですが
口に含んだ瞬間にふわぁーと広がるがるフルーティーな感覚が秀逸です。






美味しい物を食べている時は皆さん嬉しそう!

2016 ツーソン ショー
2016年1月
        毎年お正月を終え、ほっとする暇もなくツーソンショーの季節がやって参ります。今回は私がこの石の商売を始めてからちょうど
        10年が過ぎ、初心に戻ってまた一年一年商売を続けて行こうと気合を入れ直す思いで始まりました。
        まだアマチュア時代の1980年(昭和55年)に初めてツーソンを訪れてから36年が経ちましたが、今年のツーソン・ショーも当時と
        変わらなく活気に満ちた12日間を過ごす事が出来ました。何より最初に訪れた時と比べて変わった事は、当然の事ながら海外
        ディーラーの友達がたくさん出来た事でしょう。そしてそれらの友達たちは、フランス・サンマリーショーやドイツ・ミュンヘンショー
        はじめ世界のショーでも気楽に話が出来る親友です。やはり毎年毎年の積み重ねが大切なのだなぁと痛感いたしました。


成田からサンフランシスコ経由で約15時間、ツーソン国際空港に到着、荷物テーブルで待つlていると京都の大江理工社さんとバッタリ。


今年も投宿はサテライト会場の中でも鉱物標本の豊富な 「Tucson City Center Hotel」 です。


到着後すぐに日本のショーでもお馴染みの 「Mc'Neils Minerals」 さんのお部屋で宅配ピザで夕食です


翌日から早速いろんな場所にあるミネラルショー会場で標本選び、エムストーンの吉川さんが 「この水晶買いたい!」 ・・・・・。


サメの歯化石の専門店、こんなのに噛まれたら一巻の終わりです。


今晩は日本の標本屋の皆さんと和食を堪能、一寸食べすぎたかな?


次の日はロスから愛犬のルーク君と自動車でやって来たマキコさんと鉱物を物色、しかし中々思うようなクオリティーの物は見つかりません。


マキコさんの知り合いのハーキマー水晶掘りのお兄さん、昨年の秋に凄いのを当てたそうで。


マキコさん、これネックレスにはちょっと大き過ぎません?


中国で最近見つかったモリブデン鉛鉱 (左右約30mm) のトップグレード標本、値段を見て下さい全く手が出ません。


途中から福岡の安成さん達と合流し、今夜はスシバーで一杯。



外食しない夜はホテルの部屋でお酒を持ち寄っての飲み会、日本とは異なりかなり大騒ぎをやらかします。


そんなこんなであっと言う間のツーソンでしたが、買い付けた標本をご覧下さい。(或る日のツーソンの夕暮れ

 2015年 海外出張記録
タイ・バンコク に宝石鉱物の買い付けに
2015年12月
       タイの首都バンコクは世界中の宝石が集まる一大ジュエリータウンです、その中心である「ジェムトレーディングセンター」は大き
        な建物で幾つもの宝石卸の店舗がひしめいているアジア最大の宝石の街のシンボルです。今回は特に宝石鉱物の原石を求め、
        短期間ではありましてが買付けに行って参りました。

バンコク市の中心にほど近いシーロム通りに面してジェムトレーディングセンターの入るビルが建っています

この正面入り口を入ればB1~4Fまでのフロアは大小の宝石店で埋め尽くされています


今回泊まったホテル、装飾がタイらしいですね

       日本から飛行機で約6時間でタイ・バンコクのスワンナプーム国際空港に到着し、タクシーで約1時間で市内中心エリアまで到着
       しました
既に宝石街の閉まる時刻でしたので今日はビルの入り口に有る両替店で日本円をタイバーツに交換してから(1タイ
       バーツは約3.6円)夕御飯を食べに繰り出しました。

       タイ市内は慢性的な渋滞ですのでタクシーやバスよりも、むしろこれです! トウクトウク(オート三輪のタクシー)は、安価でスリ
       ルと爽快感抜群です!

初日なので奮発してカニ料理のレストランに決めました

これから料理されるのを待つ蟹たち! どれも大きくて美味しそうです

ふんわりとした卵の絡んだ「蟹カレー」 激ウマでした

       2日目 いよいよ各店舗を廻って宝石鉱物の原石探しです先ずはシーロムのジェムトレーディングセンターから少し離れた場所
       にある宝石の市場ビルに路線バスで向かいましたが、余りめぼしい物が無く近くの有名な「鶏御飯屋」で早目のお昼ご飯を。途中、
       バスの中から先日の爆弾テロ現場をちらりと覗きましたが今も厳重な警戒でした。
高架の下の道路が爆弾テロが発生した場所です

        このお店の人気メニューは蒸鳥をタイ米の御飯に載せて特製のピリ辛ソースを掛けて戴く「鶏ライス」です、お昼時を問わずいつ
        も混雑している人気店です。



量は多くありませんがとにかく美味しくて安い!


こちらはマンゴーともち米のスイーツ、美味しいのですがちょっと甘いかな?

バンコク市内は多くの露店で賑わっています、また東洋のベニスと謳われたように運河も沢山見られます


午後からはシーロムのジェムトレーディングセンターに戻り集中的に買い付けです


松平さんがミャンマー・モゴク産のスピネルを見つけました、色・形の良いものをセレクトします。


こちらの店ではマリ・ガーネットを選びます


ジェム・エイコーの谷田さん、ミャンマー産スピネルのセレクトの仕方に気合が入っています。


こちらはマダガスカル産のアイオライトをチェックするエム・ストーンの光宗さん

       今日は一日原石のセレクトで目が疲れ果てました、そろそろ店舗が閉まる時間になったので滞在しているホテルに隣接するレス
       トランでタイ料理中心の夕食です。

手前から時計廻りにタイ式チャーハン、空心菜の炒めもの、マンゴーの千切りココナッツ味サラダ、それとチョット薄いタイビール。


何が辛かったんでしょう? 光宗さん酷い顔!

      3日目、今日で光宗さんと私は帰国の途につきます。最後と言うのでジェムトレーディングセンターの顔役JRさんが本格タイ式
        マッサージに連れて行って下さいました。

左から3人目がジェムトレーディングセンターの顔役JRさん


さて、どのお姉さんがマッサージしてくれるのかな? 待ち時間がもどかしい!


        初めて経験した本格的なタイ式マッサージでした、私にはとても合うようで気持ちが良くて途中何度も寝てしまう程でした。全員
        極楽顔で夕食は中華です、場末の小さなお店でしたが味は文句なし、タイは本当に良い所でした。

        今回のバンコク買い付けには松平さんに何から何までお世話になりました、この場を借りて御礼申し上げます。

ミュンヘン ショー 2015
2015年10月
        ツーソン・ショー サンマリー・ショーと並ぶ世界三大ショーであるミュンヘン・ショーに行って参りました。今回の往路は成田から
        ベルギーのブリュセル経由でミュンヘンに入りましたが、乗り継ぎも問題無くスムースなミュンヘン入りでした。
        ミュンヘン国際空港でエムストーンの光宗社長と待ち合わせて空港リムジンバスでミュンヘン中央駅へ、そこから地下鉄2号線
        に乗り、ショー会場の有るメッセ駅の一つ手前メッセ・ウエスト駅を降りると地上に出たらすぐのところに今回滞在のホテルであ
        る「ノボテル」が建っています。このホテルからショー会場までは徒歩でも12~3分ですので、至って便利なロケーションと言え
        ます。

近くのスーパーマーケットで美味しそうなワインを買い込みます (海外出張での最初の買い物は石で無くいつもお酒です)

ドイツまでの長旅お疲れ様、買付けの成功を祈って日本から持ち込んだ粗末な缶詰をアテに先ずは乾杯~!

翌朝は早目に起きてショー会場に、今日は出展者の搬入日初日ですがセッティングの最中でも良い物を見つけてゲットします。
街路樹は盛んに散り始めていて既に冬の景色です、お~寒っ!

ショー会場入り口ですが、まだ一般の入場者は居ませんので妙にガラーンとしています

今年のテーマは 「氷河期の大型動物たち」、入り口広場にはマンモスのハリボテが


会場内の屋外通路には様々なハリボテが、一般日には大勢の子供達に囲まれるのでしょうね

上級標本の展示はほぼ出来上がっています、自然金や自然銀の立派な物がゴロゴロ

緑柱石シリーズ、ユタ州産のレッドべりルなど一桁多くて手が出ません

こんな物が自然であるんですね! 紫水晶の上に方解石とてっぺんには方解石の珠が (ブラジル産)

セッティングの完了しているテーブルから仕入れ開始!

お昼は時間が勿体ないので屋台のソーセージで済ませました

サン マリーショー と スペイン紀行
2015年6月
        毎年6月後半にスランス北東部のアルザス地方の寒村サンマリーで開催されるミネラルショーと、その後に隣国スペインで買付
        けに行って参りました。
        サンマリーショーは、ドイツ・ミュンヘンショーと並ぶヨーロッパでは比較的規模の大きなショーです。特別な箱物で行うのではな
        く、山間の寒村の一部のエリアを会場として囲い、その中で世界中の業者がひしめき合いながら石を販売するスタイルで、周囲
        の長閑な風景と相まって大変美しいショーと言えるでしょう。 ただし、駐車場探しに苦労することと宿泊施設の慢性的な不足が
        問題となっています。従って私達はドイツとの国境の町「ストラスブール」で宿を取り、毎日ショー会場までレンタカーで通います。
        片道1時間ちょっとの道程ですが、アルザス地方の田園風景を眺めながらの往復もまた楽しいものでした。


今年はエム・ストーンの光宗社長が運転手役を務めて下さいました

アルザス地方の田園風景、正面の山の裏側がサンマリーのショー会場

何とか駐車場が確保できました、これからショー会場内へ。

至る所に販売テントが張られています、馴れないとまるで迷路です。

化石屋さんも結構あります

英語圏以外の業者さんも多いのでなかなか会話が進みません!

以前国内のミネラルショーなどでお手伝いをして頂いたノリコさん、生後半年のお譲ちゃんとショーに来ていました。オジサンに 「あかんべー」

会場内の仮設食堂でピッザを頼んだら、何と使い古しのようなベニヤ板に載って出てきました! でも、とても美味しかった。

近くの小学生達が課外授業で沢山来ています、「何か石をチョウダーイ」 とせがまれて困惑顔のPetrov氏

         会場近くの小高い丘の中腹にワイン醸造所があります。アルザス地方は白ワインが特に有名で、昨年同様辛口の白を纏め
         買い。でもこのお母さん、全く英語が通じません いゃーワイン買うにも一苦労です。「ここはフランスだョ、ちゃんとフランス
         語で喋れ!」と言われたのかも知れません・・・。

宿泊をしたストラスブールの街並み、ヨーロッパ ぽいでしょ。

街の中心にあるストラスブール駅、モダンですなー

街を流れるイル川 (セーヌ川の支流)沿いのレストランでちょっと贅沢に夕食です。パッピーギフトの山田社長らと

スペイン に向かう!
         フランス・サンマリーショーでの買い付けも終わり、いよいよスペインに向かいます。先ずはドイツ・フランクフルトから飛行機
         でバルセロナへ、ここで2~3日休養日です。

        スペイン第二の都市バルセロナは地中海に面したヨーロッパでも屈指の観光都市で、1992年夏にはオリンピックが開催され
        水泳の岩崎恭子選手や柔道の古賀稔彦選手の金メダル、女子マラソンの有森裕子選手の銀メダルなど日本選手の活躍は
         記憶に新しいところです。


        そしてバルセロナには多くの世界遺産が登録されていますが、何と言っても先ずは「サグラダ・ファミリア」でしょう。サン・ホセ
         帰依者教会の本堂として1882年に着工、翌1883年には初代建築家ビリャールからアントニオ・ガウディに引き継がれ、晩年を
         キリスト教徒として生きたガウディは、この教会の建設に後半生の全てを費やしたそうです。と言う事で私達もすっかり観光気
         分で訪れてみました。
バルセロナで一番人気の場所だけあって朝から大勢の観光客で賑わっています

内部も人ばかり

アンモナイトではありません! 塔の最上部までエレベーターで昇れますが、降りはこの螺旋階段のみ。

        建設途中の写真が飾ってありました、1906年とありますから明治39年の様子です。しかしこのサグラダ・ファミリアは現在も
        まだ建設途中で、完成はいつの事やら?

塔の建設は現在進行形です

サグラダ・ファミリアをあとにして人気のランブラス通りをブラブラ

途中で石屋を冷やかしながら、そろそろガソリン補給の時間です。

適当なバル (スペインの居酒屋) を見つけて小休止(大休止になってしまった・・・・。)

ウーン どれにしようかナ

バルセロナは海鮮が良いです、イカのガーリック風オリーブオイル炒めと白ワインで。

翌日はバルセロナ市街や地中海が一望できる名所 「モンジュイックの丘」 に登ってみました。

        東側に広がる地中海、バルセロナ港には大型客船が停泊中です。丘の上に建つモンジュイック城には攻めてくる敵を睨む
        ように大砲が何門も据えられています。

今日のランチは、王の広場近くにあるサンタ・カタリーナ市場に併設されている海鮮レストランの「クイナス・サンタ・カタリーナ」で。

どの素材も新鮮で美味しそう!

で、光宗サンは定番の海鮮パエリヤ

私は中華風スパイシー海鮮焼そばです

どちらも日本人の口に良く合いバッチリでした

バルセロナでたっぷりと遊んだ後は約束していた業者の住むスペイン南東部にある街ムルシアに向かいます。
バルセロナの玄関サンツ駅から特急列車に乗り7時間の行程です。

        途中はと言うと光宗さんとビュッフェで飲みながら時間を潰しますが、流石に列車に積んであったワインが無くなるまで呑んだ
        ので相当酔っ払いました。

長い列車の旅お疲れ様です! 午後7時過ぎですがまだ明るく気温38℃

バタバタと仕入れを済ませ翌日昼過ぎの列車でマドリッド経由で今回の旅の目的であるナバフン黄鉄鉱鉱山へ向かいます
スペインの首都マドリッドでの乗り継ぎ

ムルシアで仕入れた商品を抱えながら出発から10時間でナバフン鉱山に最も近いログローニョに到着です

        ここでトラブル発生! 駅前のタクシー乗り場で順番待ちする事暫し、直前の黄色いスーツケースを持った兄さんがタクシ
        ーに乗っていよいよ私達の番と思ったのですが、1時間近くたっても空車が来ません。時刻は既に午前零時近くとなり、駅
        舎を閉める役のオバサンが出て来たので思い切って聞いてみると 「呼ばなきゃタクシーは来ないよ!」 と言われビックリ。
        何とかそのオバサンに空車を呼んで貰い予定より大分遅れてホテルに辿り着きました。

いよいよナバフン鉱山へ
余り眠れずに夜が明けて鉱山からの迎えが来るのを待ちます

約束の午前8時少し前に迎えの車が到着、約1時間30分程でナバフンに到着の予定です。

 
予定より少し遅れましたがナバフン村にやって来ました

 
「村はとても小さく数十人が暮らすだけ」 と、通訳役のメキシコ人 ダニエルが話してくれます。

ナバフン村から鉱山までのアプローチ

ここからさらに4キロメートル走って鉱山に到着です

      鉱物好きの方ならミネラルショーなどで一度は見た事があると思いますが、あの真四角に切断研磨したかのようなナバフンの
        黄鉄鉱。私がこの黄鉄鉱を初めて見たのは1980年のツーソンショーでの事でした。「世界にはこんな凄い黄鉄鉱が出るんだ、
        いつかは産地へ行ってみたい!」その時このように思いましたが、果たしてそれから35年後、遂にその時が来たのです。


      ナバフン鉱山一帯は中生代白亜紀に堆積した砂岩類で構成されていますが、それはかなりの厚さに達するそうです。その一
       部にマール岩(日本式に言うと泥灰岩)と呼ばれる石灰質を多く含む層が3枚発達していて、その中に黄鉄鉱が成長しているの
       です。

       1960年代初め、鉛・亜鉛の鉱床を求めてこの一帯が調査されました。しかし有望な鉱床は発見できず探査は終了しました。そ
       の調査に参加していたペドロ氏が後にナバフン付近で黄鉄鉱の含まれた層を発見、これを何とか商売にしようと鉱区の設定と
       採掘の許可を願い出て、1965年に漸く許可がおりました。1970年より本格的な採掘を開始し標本用として黄鉄鉱を生産し、現
       在もなお採掘は続けられています。

       当初は地表付近に走る一番上層を採掘していました、この層準からは大きくて見事な結晶が沢山産出し世界中のコレクター
       を驚かせましたが、現在ではもっと下の層準を採掘しています。なんと言っても標本用に供するため、大掛りな機械を導入し
       ての採掘は無理があり手作業での採掘となりますので生産量は限られます。特に現在は層の傾斜が15度ほどで緩やかに
       潜り込んでいるため、掘り込むほどに深くなり水が溜まってしまうため効率が極端に悪くなりました。勿論ポンプで排水はして
       いますが、追いつかない状態です。

       また、1cm程度の大きさの結晶は幾らでも有りますが、標本として価格がはる大型の結晶を含む部分は意外と少なく
そのよ
       うな場所に辿り着くまではただ掘り崩すだけの無駄な時間が費やされます。

赤矢印の部分にしか黄鉄鉱は含まれなく層の厚さも最大で3メートルほどで膨縮を繰り返している

上の写真の崖に近づくと足元には結晶がパラパラと(約2cm)

マール岩層の断面には無数の黄鉄鉱が!

鉱山の広報担当者よりダニエルに通訳してもらい説明を受ける

        黄鉄鉱を含まない部分の岩にはこの堆積が陸水成のであると言う痕跡が 「この表面の模様を見てくれ、小波で出来た跡が
        はっきりと見えるだろ」

「これを見てくれ!」 恐竜の足跡だ

現在黄鉄鉱を掘っている場所が写真中央の赤い服を着た人が立っている少し右側の一際白っぽく見えている部分

ここでは比較的大型の結晶が集中していて、専門の掘り子が日傘を立てて手作業で採掘していた。

現場を終えて事務所に向かう (左より社長のペドロ氏、通訳のダニエル氏、小生)

ペドロ社長とは5月の中国湖南省でのミネラルショーでお会いしたばかりなので和気藹々 (但しスペイン語は小生全く話せず)

事務所に戻り採掘後の原岩を出荷出きる様にするまでの全工程を見せていただきました
大型の結晶が嵌った原岩

トリミング作業

更なるトリミングとクリーニング作業

完成品、社長のお気に入り標本

上級標本ばかりを仕入れました

鉱山での全ての仕事を終えて、ぺドロ社長がお昼をご馳走してくれるそうです。

        このログローニョを含むリオハ一帯はスペインを代表するワインの産地、特に赤ワインは秀逸で美味しい郷土料理の数々も相
        まってついつい飲み過ぎてしまいます。

        Rioja(リオハ)の赤ワインが余りに美味しかったものですから帰路にワイン工場に立ち寄ってもらいました。ここの社長さん
        (中央)もわざわざ日本から来たのならと工場内を案内してくれました。でも中はチョット寒ーい!

で、ここでもお土産に赤ワインを箱買い。帰りが重いのにね!

Hunan Gem & Mineral Show 2015
2015年5月
        中国湖南省で行われたミネラルショーに参加いたしました。今年の会場は昨年までの Changsha (長沙)では無く、南にある
        Chenzhou (チェンゾウ市)の展示場で行われました。Chenzhou には空港が無いので、成田→北京→広州と飛行機を乗り継
        ぎ、広州駅→Chenzhou西駅までを中国式の新幹線で移動しましたが、結局成田空港から一日掛かりでやっと辿り着き、ヨー
        ロッパに行くのと変らない遠さでした。
        帰路は南部の大都市「広州」で、リーワン広場と呼ばれるアクセサリーや宝石、原石など何でも揃うと言われているマーケット
        を見学して帰国しました。旅程5日間と忙しい出張でしたが、湖南省 Chenzhou 周辺は蛍石の産地が多いので知られていて
        今回はそこそこの量の蛍石の良品が見つかり、充実した仕入れが出来ました。


往路の北京空港、深刻な大気汚染を心配していましたが思ったより空気は綺麗でした。

広州から会場のある Chenzhou までは中国の新幹線を使います(Chenzhou West 駅にて)

ホテルより会場(中央の白い建物)を望む、左端はスタジアム。まだ周囲は畑がいっぱいあります

初日の開場直前は開門を待つ人達で道路までいっぱいです

会場正面入り口にて

梱包を解きながら商品を並べるのに大慌ての中国人ディーラー

2日目の夜は中国人ディーラー達と地元の湖南料理で大騒ぎ、湖南料理はチョー辛い!

       帰路、広州市内にある巨大マーケット 「リーワン広場」 を夕刻まで視察、左手に建つ高層マンションの地下1階から地上6階
         までが全てショップです。


         ビーズやアクセサリー全般、消耗品など何でも揃います。鉱物標本と呼べる物は2階に集中していますが、ラベルなど望
         む方が無理と言ったレベルです。

       Tucson Show  2015
                                     2015年1月

          世界最大のミネラルショーが行われるアメリカ・アリゾナ州ツーソンに行って参りました。今年は雨の殆ど降らない砂漠の
          街ツーソンでは珍しく、着いた日から3日間雨に降られショーの出端をくじかれた感もありましたが、4日目以降はいつもの
          真っ青な高い空が広がるアリゾナに戻り、販売・仕入とも調子が上がりました。
          話題の高かった鉱物としては、ブラジル・バイヤ州で見つかったデュモルチ石を包有した青色の水晶などが人気で、小さ
          い物ですが幾つか買い付けました。他にも最近では殆ど出回らなくなったブラジル・パライバ産のパライバトルマリンのお
          手頃価格の標本や、タスマニア産の繊細な紅鉛鉱を壊れない様に自ら手荷物として持ち帰りました。
          また、今回は2月6日に現地より発送した大部分の買付標本がアンカレッジで止まってしまうアクシデントが発生したため、
          買付標本のアップが遅れてしまいました事をお詫び申し上げます。


この土砂降りではどうにもならず、10号フリーウエーの高架下でじっと雨宿りです、オー寒!


翌日も降り止まず自分達のホテルから出る気にもなりません。


そして漸くアリゾナらしい青空が戻って参りました。(ダウンタウン方面を望む)


今回行動を共にした柏木サン、町のシンボル 「Aマウンテン」 をバックに はいポーズ。


今年からはドイツ人の友人 Gunnar の部屋で日本の鉱物を置いて販売しました。その Gunnar サンが結構良く売ってくれるんです!


マイアミ大学の教授 John.Rakovan の紹介で、日本の閃亜鉛鉱のまともな標本が欲しいとメールして来て下さった Presmyk Walter さん
ご夫妻が私のスリーピングルームを訪ねて下さいました。日本から運んで来た秋田県佐山鉱山産の上級標本を見るなり、「買わせて戴
きます!」の一言。この石結構なお値段なんですが (日本のサラリーマン・管理職の月収ほど)、流石アメリカのお金持ちは違いますね。




無事に閃亜鉛鉱が売れたんで Rakovan 教授にお礼方々皆で行きつけのスシレストラン「芳松」でドンちゃん騒ぎ
左から教授の奥さんMonica、ミシガンの博物館の学芸員 John、ドイツ人ディーラーGunnar、Rakovan 教授、柏木さん




また別の日、LAから愛犬のルーク君と自動車でやって来たマキコさんらとタイ料理のお店に。
2008年に一度来た時は凄く美味しい印象があったんですが、今回は何だかアメリカ人向きの味付けになっていて今ひとつ!


今日は 「口直し」 と言う訳じゃないんですが、仲良しのスペイン人業者とスシバーに、写真を撮ってくれたヤンキー姉ちゃん、ちょっとブレてますけど!


そんなに外食していると財布は軽くなるばかりですので、普段は部屋で飲兵衛達が集まり安ワインで乾杯です。
左からクリスタルワークスの村山さん、柏木さん、エム・ストーンの光宗さん